―からっぽのむこうがわにあるものは
いつだって、ふたしかなものが繋ぐたしかなものだった―

本書は、銅版画家・藤原杏菜が遺した作品をまとめた一冊です。
作品は8年間に制作されたものの中から選び、ラフスケッチや展覧会に寄せた言葉などから構成しています。
絵本のようにページをめくりながら、独特な世界観を楽しんでもらえたらと思っています。


藤原杏菜（ふじはら あんな）
1983年生まれ。京都精華大学芸術学部卒業。在学時から銅版画を手掛け、その後も精力的に作品を発表。独創的で不思議な魅力を放つ作品が注目を集めた。2009イタリアボローニャ国際絵本原画展入選、国内外の展覧会に出品。2023年病没、享年40歳。

¥3,300（税込）

判型／A5変型・コデックス装・ソフトカバー　ページ数／128ページ・フルカラー　
言語／日本語・英語併記　発行日／2025年5月　編集・発行／番外書房
ISBN978499140806